8月、約50人の専門家がシュオテ国立公園で24時間にわたって生物の種を調べました。見つかった種の半数以上は、この地域でそれまで一度も記録されたことのないものでした。
全体のうち829種はこの地域で初めて記録された種で、107種はフィンランドのレッドリストに掲載されています。最も珍しい部類に入るのが二つの地衣類で、うち一つは絶滅危惧IA類です。
2026年8月14日12:00から15日12:00まで、約50人の生物分類の専門家がシュオテ国立公園とシュオテ・ハイキングエリアを調査しました。この24時間のイベント「BioBlitz」は、メッツァハッリトゥス(Metsähallitus)で国立公園を管理する部門、Parks & Wildlife Finlandが主催したものです。目標は1000種でしたが、10月に発表された最終的な数は1549種でした。
菌類:285種。メッツァハッリトゥスがこれまでに行ったどのBioBlitzよりも多い数です。うち94種はサルノコシカケ類(多孔菌類)、191種は主にひだのあるキノコで、170種はこの公園で初めて記録されました。
地衣類:192種。うち25種は絶滅危惧種です。
菌類の専門家タピオ・ケッキ氏によると、この夏は長い乾燥期がなく、雨も十分に降りました。シュオテではサルノコシカケ類以外の菌類がこれまでほとんど調べられていなかったため、見つかった種の多くはこの公園で初めての記録になりました。
ソティヴァーラの斜面にあるトウヒの老齢林では、フィンランド語でsauvaneulajäkäläと呼ばれる地衣類がたくさん育っていました。この地衣類は絶滅危惧IB類に分類され、フィンランドではこれまでわずか数か所でしか見つかっていません。また、絶滅危惧IA類の地衣類lapinnyppyjäkäläが、北ポホヤンマー県で初めて記録されました。
メッツァハッリトゥスの自然保護専門官サンプサ・マルムベルグ氏によると、今回の観察記録は、たとえばこの地域の管理や利用を計画する際に役立てることができます。
シュオテ国立公園は2000年に設立され、面積は約300km²です。北ポホヤンマー県のプダスヤルヴィとタイヴァルコスキ、そしてラップランド県に属するポシオにまたがっています。
ラップランドの国立公園と、それぞれを訪れる際に拠点となる村は、国立公園のページで紹介しています。