北極圏の各季節はそれぞれ別世界です、紅葉のルスカ、極夜のカーモス、白夜、春の雪の窓。訪問のタイミングと、見られるもの。
ラップランドの極夜(カーモス)はいつですか? 極夜カーモスは、おおむね11月下旬から1月中旬にかけて訪れます。北へ行くほど長くなり、フィンランド最北のウツヨキでは太陽が約51日間地平線の下にとどまります。とはいえ真っ暗ではありません。雪が日中ずっと青と紫の長い薄明を映し出し、オーロラのシーズンで最も活発な時期でもあります。
ラップランドの白夜(真夜中の太陽)はいつですか? 白夜はラップランドの大部分でおよそ6月上旬から7月上旬まで続き、北へ行くほど長くなります。最北の山々では太陽が70日以上連続して完全には沈みません。北極圏の北側では、真夜中でも明るい日差しの中でハイキングや釣り、カヌーが楽しめます。
ラップランドの紅葉(ルスカ)はいつですか? ルスカは9月のおよそ3週間かけて北から南へと広がります。最北のウツヨキやキルピスヤルヴィ周辺の山が9月上旬に最初に色づき、イナリとサーリセルカは第2週頃にピークを迎え、パッラス、レヴィ、ピュハが第3週に続き、リーシトゥントゥリとオウランカは葉が落ちる前の9月下旬まで持ちこたえます。
ラップランドを訪れるのに最適な季節は? 目的によります。オーロラと雪ならカーモス(12〜1月)、雪がまだ残る長く明るい日なら春(4〜5月)、ハイキングやカヌーなら白夜(6〜7月)、紅葉と一年で最高の山の撮影ならルスカ(9月)を選んでください。旅に季節を合わせるのであって、その逆ではありません。
白夜の間は暗くなりますか? いいえ。北極圏の北側では夏至の頃に太陽が沈まないため、数週間は本当の夜がなく、明け方に光がわずかに弱まるだけです。そのため6月と7月はオーロラ観察ができません。空が十分に暗くならないのです。